――忘れられない、色がある 「…違う…違う」 僕は今日も探し続ける。 「…違う。僕が…見たいのはこんな…色じゃない。僕が探してる色じゃ…ない。」 明日も明後日も その色が見つかるまでずっと。 「…今日も…見つからなかった…。」 色白な肌に、綺麗な黒のロングヘアー。 スラリと伸びた脚が素敵で、 世界中の誰よりも 可憐で 儚くて 美しい お母さん の 血 の 色