「前科がありますから…」 『裏をかけ。さすれば、違う未来が拓(ヒラ)けるだろう。私のじい様が言ってた言葉なの。』 「良い言葉ですね。」 『同じことを亜理紗にも言ったわ。覚えていてくれてるといいなぁ。』 「そうですね。」 亜理紗は覚えていたのだろうか?だから、元の姿に戻ったのか?