「誰もいなくなる?」 その時だったんだ。 母の家系について聞いたのは…。 おとぎ話のように… 『亜理紗には、現実の世界と夢の世界が見える。』 「なんで?」 『それが【相楽】の血を引く証明だから…。亜理紗、話があるの。』 なんの事か分からず、首を傾げた。