「だったら、ここの店のモン、全部買い取ります。それなら問題ねぇだろ?」


「……は!?」


私はポカンと開いた口が塞がらない。


それは、店長も同じだったみたいで。


「そしたらコイツは今日ここで働く意味はねぇよな!?」


桐谷はニヤリとそう言いながら笑った。


「はーーいーー!???」