「まさかあいつが…」


田辺は下を向きながら呟く



もう呪いで死んで欲しくない、と思いながら元凶と一緒に一人死んでしまった



田辺の心情はどうなんだろう…




複雑な雰囲気…




「スー…スー…」



そんな雰囲気をぶち壊すような亮の寝息…



私と田辺は思わず笑ってしまった…



亮はベッドで眠っていた…




「お疲れ様」




私はそうつぶやきながら亮の頭を撫でた