「実際死体があるとしたらどこにあると思う??」


亮がいきなり私にそう尋ねて来た


私はポカーンとした表情になったが、すぐに頭に言葉の意味が伝わって、私はやっと理解した


「えっと…あるとしたら…この森の一番奥とか?」


可能性があるとしたら、一番目に高い…


あの亡霊が私に挑発してきた…


雪さんの死体にヒントがある…と


そういって、私に探させようとして


森をさ迷わせ


機会があったら…殺す気だ…


呪いが完成する前に…



私はそう考えた…