廣田くんは立ち止まり、 私の方を向いてくれた。 「あの、昨日はすみませんでした。 自分のことしか考えてなくて、 その、八つ当たりみたいな感じになりまして… 本当にすみませんでした!!! … あの…でも、 私は、廣田くんが元気じゃないのは嫌です。 廣田くんが元気ないなら、元気付けたいし、 廣田くんが悩んでるなら助けたいし、 廣田くんが笑ってるなら一緒に笑いたいです。 だからその… えっと… 頼ってください!! 三浦湊!全力で支えます!!! あっでも嫌いなら嫌いと言ってください!!!」