「大好きです。嫌いなわけないじゃないですか!」 「そーじゃなくてさ。その…」 「友達です。友達として大好きです」 「…ならいい。」 そう言うと、後ろから抱きついていた廣田くんが離れていき、屋上から出ようと扉に手を伸ばした。 「ちょっちょっと待ってください!!!」