「…あっ。わりぃ。」 「なっなんで休んだんですか?? 何かあったんですか??」 「… …別に、休んでもいーだろ? あんたには関係ないし。」 関係ない…。 … 「そっそうですよね。すみません。出しゃばりました…。失礼します!!!」 その場から早く逃げたくて、家まで走り、 自分の部屋の布団に潜り込み、 泣く。 だって泣くしかない。 辛いよ。 でも、 知ってたよ。 廣田くんの事情に首突っ込んじゃいけないことぐらい。私は関係ない…ただの知り合いなんだから。 だって…彼女じゃないもん。 …