「今日はショートケーキ、あとチーズケーキ」
「了解。あら?今日は可愛いお客さん連れて来てくれたのね?
いらっしゃい。どうぞ。
そこ座って待っててね。
おまけで紅茶つけてあげるから」
店員さんの声はとっても心地いい声質で、
なんだか癒されてしまう。
店員さんにいわれたとおり、ショーケースの脇にある小さなテーブルの席に腰をかける。
店内もポップソングを
オルゴール調にした曲が流れていて、
落ち着く雰囲気。
なんかこのまま寝ちゃいたい…
もう今日は疲れちゃったよ…
はぁー。
「はいどうぞ。ショートケーキは隼人くんかな?
はい。チーズケーキは彼女ちゃんどうぞ。
初めて来てくれたから、マカロンつけちゃった。
ゆっくりしていってね」
かっ彼女!!

