「ならいい。それよりあんた動けないよな?」
「いえ!大丈夫です。わっ私のことは、お気になさらず、おかえりくださいませ!」
そうだった…
焦ってて体が痛かったのを忘れてました。
とっとりあえず、この場から一刻も早く逃げなくては。
やはりこわい…
さっきから距離近いですし…半径1メートル以内レベルじゃないです。
30センチですよ??ぴーぴーと頭の中が
危険信号飛び出してますからー!
…えっと。。
えっと…
あっあの!!!
なっなんでですかーー!その場から離れようとしない廣田くん…
でっでは、
私が消えればいいんですね!
よし!
ベッドから降りようと上履きをはき、
立とうとしたが…
痛っ…
足ひねったのかな…
足を見ると…靴下が脱がされ、
湿布が貼られている…
なんか少し腫れてるみたい…
腰も痛い…
ううう。
私…ブサイクな上に、ダサすぎ…はぁ。
「ほら。送ってく」
なっ!!!
「けっ結構です!!1人で帰ります!
あっあの!私のことはお構いなく!!!」

