じーと私の顔を見てくる男 「な、なによ。用ないならどっかいって」 「用がないことはない」 なにそれ 用がないことはないって 見知らぬ人に用があるって言われても逆に怖い それにこんなびしょびしょで木の下にいるような人にましてや見知らぬ人に声を掛けるなんて変だ もしかしてなんかされる…? 「なぁ」 「ひっ、なに…?」 「俺んとこ来いよ」