私は…それでも、ずっと引き金になっていて細川クンまでもを心配させた。



細川クンは、きっとどうも想っていないはずだけど、きちんとした返事をくれる…



私はずっとずっと、細川クンを諦めきれないだろう。



そっと見上げた空の色は、そっとピンク色に染まって星がキラキラ輝いていた。



ごめんなさい、細川クン。


ありがとう…ありがとう




「もうふざけないでよ」




翌日、私が教室に入るなり窓辺に歩く梨花。


私は「何の騒ぎ?」と叫んだ。