言われてた日を懐かしく思う。

冬の寒い中、歩いて自宅に顔を見にいく。恋した証。



でも、ユウくんとはもっと思い出を作る。

細川クンとの幸せは胸の中に大切にしまう。



この切ない気持ちがあるのは、細川クンを吹っ切れたからでしょ?







____…







次の日、私は一足先に病院に駆けつけた。
ユウくんと会うために。



「どうも」

「お前、早いな」



うん、会いたくて。

ユウくんの顔を見つめた。