「どうしたの?って言ったら『大切な子がアドバイスしてくれて。お母さんにS短大のこと言うつもりだった』って言うの」
「…お母さん。分かったから良いよな」
そう言って、3人分の麦茶を運ぶユウくん。
悩んでいる。
「駄目だろ。お前に良くしてくれた人だ。話すべきだろ?」
「母親ヅラしてから」
「杏菜ちゃん。ありがとうございます」
ユウくんの涙ぐむ顔を見つめながらいる私に、深々と頭を下げるユウくんのお母さんがいた。
____…
「…バカバカしいな。お母さん」
「やめなさいよ。お母さんを大切にして」
ユウくんと歩く夜の道。
私の家まで歩く。
ユウくんは「送るよ」って言ってくれる。
「…お母さん。分かったから良いよな」
そう言って、3人分の麦茶を運ぶユウくん。
悩んでいる。
「駄目だろ。お前に良くしてくれた人だ。話すべきだろ?」
「母親ヅラしてから」
「杏菜ちゃん。ありがとうございます」
ユウくんの涙ぐむ顔を見つめながらいる私に、深々と頭を下げるユウくんのお母さんがいた。
____…
「…バカバカしいな。お母さん」
「やめなさいよ。お母さんを大切にして」
ユウくんと歩く夜の道。
私の家まで歩く。
ユウくんは「送るよ」って言ってくれる。


