細川クンを見つめた。
これまで、こうした時間もなくて、
慣れなかった。
「私が編んだわけじゃないけど、少しはね。ありがとう」
「髙田。ありがとう。俺何もしてない」
「大丈夫」
「でも、ありがたく」
手に持ってた手袋は、気づくと制服の内ポケットに。
「いや、温もり感じる」
そう言って、大切そうにしてる細川クン。
久しぶりに私の胸が高鳴る。
でも、分かった。
「…ありがとう」
これまで、こうした時間もなくて、
慣れなかった。
「私が編んだわけじゃないけど、少しはね。ありがとう」
「髙田。ありがとう。俺何もしてない」
「大丈夫」
「でも、ありがたく」
手に持ってた手袋は、気づくと制服の内ポケットに。
「いや、温もり感じる」
そう言って、大切そうにしてる細川クン。
久しぶりに私の胸が高鳴る。
でも、分かった。
「…ありがとう」


