「ねぇ…いるから。行ってあげて」
嫌でも、徳本さんの声を叶えてあげたい。
「うん、うん。ごめんな」
自分で言っておいて、徳本さんの方へ歩を進める細川クンに少し妬いた。
「ほらね?今日はこれだよ」
隣には、梨花がやれやれと腕を組んでた。
「ツライでしょ…自分の口で伝えな。今日中に。
決心固めたら言いなよ。
私は聖也といるから」
そう言って、歩いて去る梨花。
梨花に何一つ言えなかったし、苦しかった。
大丈夫?私、出来るかな?
細川クン、分かるかな?
嫌でも、徳本さんの声を叶えてあげたい。
「うん、うん。ごめんな」
自分で言っておいて、徳本さんの方へ歩を進める細川クンに少し妬いた。
「ほらね?今日はこれだよ」
隣には、梨花がやれやれと腕を組んでた。
「ツライでしょ…自分の口で伝えな。今日中に。
決心固めたら言いなよ。
私は聖也といるから」
そう言って、歩いて去る梨花。
梨花に何一つ言えなかったし、苦しかった。
大丈夫?私、出来るかな?
細川クン、分かるかな?


