ユウくんは手にしていた。

通知かな、中身を見た。嘘でしょ…

ユウくん…どうして…。





《合格通知。
ご案内》





言葉を失った。それは隣にいた梨花も同じ。





「どうしよう。でさ、ちょっと遠いけど寮も家具つきだ」







____…





ユウくんも受かった。こういうことないよ。と呆れた。





「信じられない」

「いいじゃん」

「何よ。心配して損したよ…」