「でも女の子の気持ちが書かれたものを、私が預かることは無理」
細川クンを好きだという女の子。
その子のことを私が言う必要はない。
「そっか。じゃ、俺が。
今から読んでいい?」
「……うん。大丈夫」
「いや、楽しみだな」
学校の帰り道。通りかかる公園へ
細川クンと入った。
私は細川クンの背後を
ついて行く。
そっと手紙を出して、
私の真後ろに行った。
見たくて見たくて気にはなる。
いや、我慢だ。
グッとこらえて…。
細川クンを好きだという女の子。
その子のことを私が言う必要はない。
「そっか。じゃ、俺が。
今から読んでいい?」
「……うん。大丈夫」
「いや、楽しみだな」
学校の帰り道。通りかかる公園へ
細川クンと入った。
私は細川クンの背後を
ついて行く。
そっと手紙を出して、
私の真後ろに行った。
見たくて見たくて気にはなる。
いや、我慢だ。
グッとこらえて…。


