「梨花、つながった?」

「ううん、つながらない」



修学旅行の次の週の週末だ。

その日、この日は聖也とのことに悩んでいたが…厳しかった。




「昨日もメールしたのに返信ないまま」

「そっか」

「今会っても…話せない」




梨花は理解してる。

私は聖也を見た。



聖也はみんなで会った日と変わらない振る舞いをした。



「聖也らしくない。でも、そうさせてる 私が…原因」