中を覗くと、私は驚きを隠せないでいた。
本を読む男子がいた。
それは、細川クン。
「なんで高田が?高田、どうしたの?」
「うん、実は…」
「俺も。今朝、担任からもらったよ」
膝を組み替えて背筋を伸ばす細川クンが、大人の色気を漂わせていた。
「座れよ」
細川クンは横にズレ、私は唾を飲みながら座ろうとした。
でも、ドキドキしちゃって距離を保った。
距離を開けた。
本を読む男子がいた。
それは、細川クン。
「なんで高田が?高田、どうしたの?」
「うん、実は…」
「俺も。今朝、担任からもらったよ」
膝を組み替えて背筋を伸ばす細川クンが、大人の色気を漂わせていた。
「座れよ」
細川クンは横にズレ、私は唾を飲みながら座ろうとした。
でも、ドキドキしちゃって距離を保った。
距離を開けた。


