* キラ✴︎キラ✴︎星《ヒカル》ひと−kirakira hikaru− *

私の居心地の悪さを知ってか、楽しませる。
…私のために動いてくれたのかも知れない。



気遣ったのかな。あの頃も今だって。
でも、中学時代とは正反対。



冷ややかではない。ふんわりとした優しい光が降り注いでいた。




きっと、美味しいものも食べて、
細川クンが色々考えてくれているから。




「よし。帰ろう」



食べ終わって、しばらくして細川クンが肩を掴んだ。
私はウンウンと、席をたった。




「俺のおごりね」


「いやぁ。そんな…大丈夫。自分のは払うから…」