細川クンは私が渡したタオルを使い、拭う汗。
あまりにもかっこ良かった。
細川クンの汗と雨粒だけでも…私があげたとは言え…私はうっとりした。
それからは細川クンにばかり目が行き、
一日中ボーッとした。
あのタオルに…細川クンの匂いが染み渡ってるよ?
いや、細川クンの。私に返して…!
「杏菜、ニヤニヤしてるよ?」
そう、帰り支度をする梨花がいた。
「もう夕方?」と梨花に言うが、
「寝言はやめて。聖也と細川クンとスタバ行くよ」
「えっ、ごめんね。そうだっけ?」
あまりにもかっこ良かった。
細川クンの汗と雨粒だけでも…私があげたとは言え…私はうっとりした。
それからは細川クンにばかり目が行き、
一日中ボーッとした。
あのタオルに…細川クンの匂いが染み渡ってるよ?
いや、細川クンの。私に返して…!
「杏菜、ニヤニヤしてるよ?」
そう、帰り支度をする梨花がいた。
「もう夕方?」と梨花に言うが、
「寝言はやめて。聖也と細川クンとスタバ行くよ」
「えっ、ごめんね。そうだっけ?」


