けど、細川クン困ってた。
…駄目だ。細川クン困ってた。
「大丈夫よ、細川クン」
「マジ?いや…そっか」
「杏菜もう一枚あるもんね。
ねぇ、杏菜」
梨花のフォローに私は助かった。
梨花にはいつも助けて貰ってる。
「いいのか?高田」
「うん…どうぞ。何ならあげる」
「あぁ、ありがとう。俺ないから」
そう言って私のあげたミニタオルで頭を拭う。
「これで顔拭いていい?」と笑いながら言う細川クンに、こっちも笑いながらいられた。
…駄目だ。細川クン困ってた。
「大丈夫よ、細川クン」
「マジ?いや…そっか」
「杏菜もう一枚あるもんね。
ねぇ、杏菜」
梨花のフォローに私は助かった。
梨花にはいつも助けて貰ってる。
「いいのか?高田」
「うん…どうぞ。何ならあげる」
「あぁ、ありがとう。俺ないから」
そう言って私のあげたミニタオルで頭を拭う。
「これで顔拭いていい?」と笑いながら言う細川クンに、こっちも笑いながらいられた。


