「ねぇ。名前?凄い進展」
「いや。違う。《高田》が紛らわしいから。まだ挨拶だけ」
「そっか。でも、高田クンって面白いらしい。私の後ろの子が言ってる」
「そうなの?
でも…優しそうだよ」
いつも挨拶してくれる。
親切な感じだから。
「お待たせしました。デザートです」
店員さんが来て、コーヒーとケーキが来た。
美味しそうな匂いに、私は釘づけだ。
「デザートが好きだね、杏菜〜」
私を見て、再びメニューに見入る梨花。
私は無言で食べ続ける。
「いや。違う。《高田》が紛らわしいから。まだ挨拶だけ」
「そっか。でも、高田クンって面白いらしい。私の後ろの子が言ってる」
「そうなの?
でも…優しそうだよ」
いつも挨拶してくれる。
親切な感じだから。
「お待たせしました。デザートです」
店員さんが来て、コーヒーとケーキが来た。
美味しそうな匂いに、私は釘づけだ。
「デザートが好きだね、杏菜〜」
私を見て、再びメニューに見入る梨花。
私は無言で食べ続ける。


