西暦2132年

人口の増加は著しく進んでいた。

それに伴い、地球の資源は枯渇していき、このままでは人類の存続は厳しい者とされた。

新しい資源を求め、火星への移住などの案も出されたが2021年から今日に至るまで技術の進歩はほとんどなく、後に消えた1世紀と呼ばれるほどだった。

そんな中、この問題を解決するべく世界各地で行われた政策は合理的かつ非人道的なものだった。