一方その頃 「いいかお前達…相手はあのS級だ どんな手を使ってでも勝ちに来る凶敵だ」 控え室のような部屋に ロナ、マツリ、カラスの順にベンチ椅子に 並んで座り陣教官の話を聞いていた 「大丈夫だって! あんだけトレーニングしたんだしな!」 「まぁ、やれることはやった」 『3人で絶対に勝ちに行こう!』 「………………………ふっ」 そんな3人の言葉に 少し笑ったような声が漏れる陣教官だった