あんたの大きなお腹…総ちゃんの子供…あたしが死ぬことになった原因… 文月は、美都のお腹めがけて、握り拳で殴った。 やはり、握り拳は彼女の身体をスリ抜ける。 何度も、何度も。 半透明の自分のからだは、美都のお腹をスリ抜けた。 美都は、何事もないように、鼻歌を歌いながら料理を続ける。 続いて、冷蔵庫から福清付けを取り出し、小皿に入れはじめた。