1センチ。



コツ、コツ、コツ


夜の静かな道には

下駄の音と優太の足音


2つの音が静かに響いていた




き、気まずい…。



「さっさっきはごめんね?」


「なんかあったんだろ?隼と」


「だからぁ〜〜なんにもないって!」



「へ〜〜。」


グイッ


「ちょっ、近っ」


急にグイッと顔を引っ張られ

優太との唇があと数センチのところまで

近づけられていた


「じゃあなんでさっきから

目あわさねぇの?」


「そっそれわ」