キーンコーン…

学校が終わるチャイムが鳴り

みんながそそくさと帰って行った


「美鈴ばいば〜い!」

「バイトがんばってね〜」


そっかともえ今日バイトだった


「隼くん!帰ろう♪」


そう可愛くドアの所から顔を出したのは

隼の彼女のまりちゃん


「おう!いま行く!

じゃあな優太!美鈴!」


「「ばいばーい」」


幸せそうな顔しちゃってさ〜


今まで隼は彼女を作らなかった