「ほいなー!これが東宮財閥の不正の数々やー!」
そう言って、会場のスクリーンに、証拠の数々が映し出されていく。
「東宮財閥は、不正な取引等、汚いやり方でここまで上ってきていたんだ!!」
琢磨はスクリーンを指差し、声を上げる。
「何を言ってるんだ!!こ、これは間違いで!!」
繁信の慌てた声が聞こえる。そして、スクリーンを隠そうと、両手を広げる。
「まだまだありますよー!!ポチっとな!」
すると、佳奈はレコーダーのボタンを押した。
『天王寺財閥の株主からも、ワイロで資金を渡して、今や天王寺財閥の資金源は底をついた。建て直しも無理だろうな』
「こ、これは!!!」
今度は光が慌て出す。
『この間開発した、化粧品もそうだ。あんなの、いくらの価値も無いが、高級化粧品として売り出してる』
『その資金でやっと、天王寺財閥を上回る財力を手に入れたのですよね。光様もお人が悪い』
そこには不正取引をしたという事を確信させる会話が記録されていた。


