「俺が…頼んだんだ」
そう言って霧夜はあたしに顔を近づけ、深く口づけた。
「んっ!?」
驚いて目を見開く。
な、何すんだ!?何考えて……。
そんなあたしを無視して、何度も啄むようにキスをしてくる。
「……………ふっ…ん!」
必死に抵抗するが、霧夜はあたしを壁に押し付け、片手で両手首を抑えた。
もう片方の手で腰を強く抱いてくる。
やだ……優以外に、触られたくない!!
「…………っ!!」
唇を割って生暖かいモノが口の中に入ってくる。あたしは霧夜の舌を思いっきり噛んだ。
「…………つっ!」
霧夜は唇を離し、舌を出す。その顔は苦痛に歪んでいた。
「…ざまあみろ」
あたしは唇を拭って、不敵に微笑んだ。


