総長様、プリンセス修行始めました!





♪〜♪〜♪〜


クラシック音楽に合わせて談笑する人達、豪華な装飾や食事の数々。


目の前には、今までに踏み入れた事のない世界が広がっている。


「……完全に場違いだ」


それに何が嬉しくて、こんな所で一人で突っ立ってるんだ?


一番に尋ねたい。優の奴、どこに行きやがった??本人がここにいないのが、腹立たしいが…。




結局、会場に着いても優の姿はなく、仕方なく一人で中に入ったものの…。


「…馴染めてない。空気が重い。視線が痛い…」


気のせいかとは思ったが、どうやら気のせいではないらしい。会場の人間達が、あたしを見てる。


「そらぁそうか……。あたし浮いてるからな」


明らかにあたしは変な意味で目立ってる。