朔と紀美代は、抱き合う菜智と優を見つめる。 「もう十分でしょう?寂しさを埋める為に、優を利用しても あなたが傷付くだけです」 その言葉に紀美代は目を見開いた。 「姉さんはずっと…。あの人しか愛せないんです。気付いているでしょう?」 朔の言葉に紀美代は小さく頷いた。 「……もう…終わりですわね……。優にも、本当に愛せる女性が見つかったのですから……」 紀美代は寂しそうに笑って二人を見つめた。 「……良かったですね…菜智さん…」 朔も笑顔を浮かべて二人を見つめるのだった。