「…………………」
無言で優を壁際に追い詰める。
「き、着替えさせただけだよ!な、何もしてないって!!」
顔を青ざめて、慌てたようにあたしを見上げる優を、見下ろす。
「…………見たんだろう?」
あたしの言葉に、ビクッと肩を震わせる。
確信犯だ……。
「いつか、犯罪を犯すとは思ってたが……」
あたしは目をギラリと光らせ、ダンッ!!と壁にめり込む勢いで、優の顔の横に手をついた。
優から見ればそれはまるで龍の化身。
「さよなら…俺の人生」
ーズゴーーンッ!!!
優の遺言と共に、もの凄い破壊音が、邸中に鳴り響いたのだった。


