早瀬の態度は激変。 こっちとしては、 『だから〜』と言われても 理解が全くできない。 「俺は漢字が、 苦手なんじゃなくて書けない。 ひらがなだってつい最近、 覚えたばっかり。」 「えっ…あっ?えっ…は?」 私の頭はもう理解不能。 軽いパニック状態だった。 「あんたが言った、 ちつじょ?だっけ? それの意味もサッパリだし」 もうパニックになって、 言葉遣いを、 気にするどころじゃない。 「はぁ?」