あれからもう2年近くが経った。 受験勉強なんてまともにできなかった光希だったが、どうにか県の真ん中くらいのレベルの高校に行くことができた。 俺はこうしてちょくちょく母さんの料理を届けるという口実で光希の家に来ている。