私には貴方だけ


ピンポーン



ー「はい」




メイドがインターフォンに出る。





「霧野怜夜です。」





ー「少々お待ち下さい。」





真白に頼んで、俺は真白の客として入れてもらう事になっている。





扉が開いて、俺はアメリア家に入る。




玄関で真白とアランが待っていた。






「父さん達はリビングに居るよ」





「あぁ。さんきゅな」





「親友の恋の為だもの。協力しないとね。」





「……俺は認めた訳じゃないけどな」





俺は二人に感謝しながら、おじさん達の居るリビングに行く。





ガチャ





「こんばんわおじさん、おばさん、お久しぶりです。」





「おや?怜夜君。久し振りだね。どうしたんだい?」





「あら怜夜君!相変わらずイケメンねぇ。どうしたの?」





「今日はお願いがあって来ました。」




そう言って俺は二人に頭を下げる。





「娘さんを……姫奈を俺に下さい。」





姫奈が欲しいと、押しに押せばいい。




それが俺の出した答えだ。