私には貴方だけ


怜夜side



夜9時



溜まり場で過ごしていると、今日は来ないはずだったアランが来た。




姫奈はこの時間だしさすがに居ないらしい。




分かっていた事だけど少し肩を落とす。




「アランちゃんそんな浮かない顔してどしたのよー」





海季が冷やかすと




「お嬢様からお前に伝言だ。」





「……なんだ」





なんか、嫌な予感がする。




「"私と、別れて下さい。"
だそうだ。」





「「「……………」」」




「どういう事だ」