私には貴方だけ


私はソファから立ち上がり、フラフラとリビングを出る。




部屋に戻るまでの間、アランが私を支えてくれた。




部屋に戻り、ベットにダイブする。






枕に顔を埋めると、堪えていた涙が次々に溢れ出る。





恋をしてはいけない。




それはつまり、今の私みたいな状態になるからだ。





でも、これは私が生まれて来た宿命でもある。




こうなると分かっていた。





だから私は決意する。





「アラン。」





「はい。」





「ーーーーーーーーーーーーー」






「……畏まりました。」






私はその日、眠るまでずっと泣いていた。