「まずは自己紹介から始めようか。」 「じゃあまずは僕からね。僕は桃瀬希沙。よろしくね」 お兄様と部屋に居た茶髪の人が桃瀬様。 「桃瀬様よろしくお願いします。」 「……様付けしなくていいよ?もっと気軽に呼び捨てで」 「いえ、そういうわけにはいきませんのでお気になさらず。」 「……そっか」 苦笑いで頭をポリポリ掻いてる桃瀬様。 「じゃあ次は俺な!俺は川崎海季。3年だ。よろしくね?かわい子ちゃん。」 最後に投げキッスをしたのは、怜夜様と入ってきた赤茶の髪をした人。