私には貴方だけ


その日は風呂に入ってすぐに寝た。





次の日、朝起きてリビングに行くとお父様とお母様が居た。





「おはようございます」





「あぁ。おはよう姫奈。」






「姫奈おはよう。」





「話があるから座りなさい。」






「はい。」





真剣な表情のお父様に、思わず身を硬くする。





「そんな緊張しなくていい。取り敢えず座りなさい。アラン、お茶を頼む。」






「畏まりました。」






私は緊張したまま、お父様とお母様の正面のソファに座る。





「アランがお茶を持ってきてから話を始めようか。」






「はい……」






少しして、アランがお茶を持って戻ってきた。





私たちにティーカップを丁寧に置く。





そして、お父様は口を開いた。