私はアランを連れて迷わず怜夜様達の所へ行く。 「怜夜様!」 「あぁ姫奈。とても綺麗だ。招待ありがとう」 「怜夜様もかっこいいです」 皆さんとてもスーツが似合っている。 「姫奈ちゃんかっわいー」 「美人は何着て似合うなぁ」 私を褒めてくださる希沙様と海季先輩。 お兄様を見てみると、お得意先の人と談笑しているお父様とお母様を冷たい目で睨んでいた。 思わず背筋が凍る。 「お兄、様……?」 「ん?あぁ姫奈か。とても似合ってる」 私が呼ぶといつもの優しい表情に戻ってくれた。 ホッとする。