私には貴方だけ


「あっ、あれなんですか?」





私が指を指したのは会場の真ん中で浴衣で踊っている人達。





「あれは盆踊りって言うんだ。」






「へぇ」





お兄様が買ってきてくれたかき氷を食べながら盆踊りを見る。





「お嬢様、そろそろ食べ過ぎです。」






「これで最後だから大丈夫よ」






どこまで行ってもアランは心配性だ。





「姫奈、祭りは楽しかったか?」






充分お祭りを満喫して、車に戻る。





「はい!とても楽しかったです」






「なら良かった。」





ポンポンと頭を撫でる怜夜様。




私は怜夜様の肩に頭を預けて疲れたからか眠ってしまった。







こうして、楽しい夏休みは終わっていったーーーーーー