私には貴方だけ


「あぁ。そうだな」





「はいそこ二人の世界に入らない!」





怜夜様と話していると希沙様が割り込んで来た。





「じゃあ行こうか。」






「はい。」





怜夜様と手を繋いで玄関に行く。





「ありがとうございました。」






「いいのよこれ位。朝飯前よ。またいつでも来ていいからね?」






「はい。」






希沙様のお母さんに見送られてマンションを出る。





浴衣が歩きにくくてチビチビ歩いていると、怜夜様が私の歩幅に合わせてくれた。




「怜夜様の浴衣姿も見たかったです」





私だけなんてなんかズルいです。





「また今度な?」





「約束ですよ?」





「あぁ。約束する。」





車に乗り込んでお祭り会場に行く。