「この時期、近くの大きな公園で大規模のお祭りがあるんだ。ちょうど3日後に。それについて決めようと思ってる。」
私とアランが不思議に思っているとお兄様が説明してくれた。
「お祭り、行ってみたいです!」
日本に帰ってきたらやりたいリストにお祭りが書いてある。
そうか、ちょうどそんな時期なのか。
「姫奈ちゃんお祭り行ったことある?」
「ないです。なのでとても楽しみです」
「そうか」
ぽんぽんと私の頭を撫でる怜夜様。
「お祭りは朝からやってるけど、俺たちが昼間行くと大変な事になるから行くのは夜からね。」
「どうして大変な事になるんですか?」
「俺たち雅は全国トップの暴走族なんだ。まぁ、一応人気なんだよ。だから女子達が騒いで仕方ないんだ。」
「怜夜様も女の子に騒がれるんですか?」
プクっと頬を膨らます。
少し妬けます。
「俺はお前に会った時からお前だけだ。他の女に興味なんてない。」
私の頬を親指で撫でる怜夜様。
「本当ですか?」
「本当だ。俺には姫奈だけだ。」
「ふふっ。ならいいです」


