私には貴方だけ


皆さんに挨拶をして二階にあるいつもの部屋に入る。





ガチャ




「あっ、姫奈ちゃん来た!」




「よっ、姫奈ちゃんアランちゃん」






トランプをやっていた希沙様と海季先輩が挨拶をしてくれる。






「姫奈、アランおはよう。」





本を読んでいたお兄様が顔を上げて挨拶をしてくれる。





「姫奈、来い。」





怜夜様が私を呼んでくれる。





たったそれだけの些細な事でも何故か嬉しくなった。





定位置である怜夜様の隣に座ると、怜夜様は私の髪の毛で遊びだす。






「じゃあ姫奈ちゃんとアランも来たし祭りについて決めようか!」






「「祭り?」」





私とアランの声が被った。