今日はリビングで各自解散をして、私はアランと部屋へ戻る。





「お嬢様、ごゆっくりと。」





部屋の前に着くと一礼をして隣の自分の部屋に入っていったアラン。






私も部屋に入ってドレスを脱ぐ。






「ふぅ……」






部屋着に着替えたところでソファに座り一息吐く。





今日はパーティがあって疲れました。






ウトウトしていると、コンコンと言うノックの音がする。






「はい」





アランかと思い返事をすると、入ってきたのは怜夜様だった。






「姫奈、少しいいか?」





「あっ、怜夜様。大丈夫ですよ。どうかされましたか?」