私には貴方だけ


「つまんなくないのか?」






「慣れちゃえばへっちゃらです」





にへっと笑う姫奈。





思わず抱き締めたくなった。






「あっ、ソファに座って下さい。どうぞどうぞ」






俺たちをベットの上から誘う姫奈。





「じゃあ遠慮なく」






俺たちはソファに座った。






「何も出せずにすいません。お菓子とかあまり食べないので置いてないんです」







「お菓子嫌いなのか!?」






そこで驚く真白。






「身体があまり受け付けないんです」






この返答にまた驚く俺たち。





一体この少女は何をどこまで大きな物を抱えているのだろうか?