挨拶周りが終わったのか、俺たちの元へ帰ってきた姫奈。





「お疲れ様姫奈」




「お疲れ様」




「姫奈ちゃんすごいねー」





「おっつー姫奈ちゃん」






「すいません。放って置いてしまって。」





「気にするな。俺たちも楽しんでいるから。」





「そうでしたか」





姫奈をウェイターから飲み物を貰って俺の隣に来る。





雑談をしていると




『姫奈!』



男が姫奈を呼ぶ声が聞こえた。




というか、会場に響いた。





誰だ。そう思って声のする方向を見ると、長身の外国人だった。




顔はまぁ、整っている方だ。